アレンカー

こんばんは、店長です。

 

 
いやいや、中々の暑さですね。
 
さらにまさかの梅雨明けと来たもんですから一気に夏本番となりそうです。
 
さて、夏場となると一般的にワイルドディスカスはオフシーズン、、、。
 
しかしながら弊社の場合、今シーズンは特に入荷個体も多く、まだ400匹ほどがストックされています。
 
まだまだ結構いるんですよねー。(笑)
 
さて、中でもワイルドディスカスと言えば誰もが知るアレンカーディスカスが有名ですが、
 
アレンカー=赤くなる、といった印象が多いのではないでしょうか?
 
ただし、アレンカーエリアは大きく分けて北岸、南岸と分けられており、その特徴は全く別物となります。
 
北岸では良く聞く産地では
クリペア 
クルア
マンガル
新産地バタタ
新産地クルミナム
新産地ジャブル
バハマンサ
 
一方アマゾン川を隔てた南岸
イナヌ
イテルビナ
クルアイ
などですが、
 
やはりアマゾン川を隔て北岸、南岸と区分けしているので生息する環境、餌などの違いからか特徴が大きく異なり、
同じアレンカーとして扱ってもよいのでしょうか?と思ってしまいます。
 
一般的には
北岸エリアのディスカスは
フォルムはまずまん丸体型に明るめのベースカラー。そのため赤みはやや明るめの発色となる個体が多い。

ロイヤル個体はホリゾンタルライン上にラインが入る個体がロイヤル個体と位置付けられる。
やや明るめの赤の発色はお判りいただけるでしょうか???
ただ新産地クルミナムに関してはその特徴とは違い細めながら真っ直ぐなストレートライン個体が初入荷便では多かったですね。
北岸アレンカーの中でも今後期待できるロイヤル個体の名産地となるでしょう。
一方南岸アレンカーはベースカラーはやや暗めの色合い。地味も地味です・・・。
そこに乗る赤の発色が始まれば素晴らしい個体ともなるとまさに炭赤の発色。
フォルムもハイフォームでやや尖った独特の顔つき。一目で南岸アレンカーの個体だとわかります。
ロイヤル個体は北岸個体と違い太く明瞭なラインが入ります。
 
ただこのところやや入荷が少なく寂しい限りです。
因みに過去に入荷した個体がこちら
 
 
 
 
全く違う特徴が少しはご理解いただけましたか??
 
様々な産地と特徴があってわかってくるとより面白いですよねー・・・。