2022~2023年シーズンを振り返って No5

アマゾン川は雨季と乾季によって大きく環境が変わります。

その年の時期や水位によってはディスカス採集ポイントが大きく変わります。

水位が下がらなければディスカスは水没林の奥深くに潜みお手上げ状態、

昨年良かった産地も今年はさっぱりなんて当たり前、

そのエリアに精通した腕利きの漁師達を使わないことには貧果は免れません。

うちはもう30年余りアマゾンからワイルドディスカスを輸入し続けていますが、

それはもう今となっては笑い話とはならないような出来事も沢山ありました。

でもそんな事があったにしても新産地のワイルドディスカスに魅せられてしまえば、

ただひたすらにハイクオリティの個体群の採集ニュースを待ち続けるのです。


さて今回は、アマゾンレッドディスカスの代表格パラコニ、

10年前まではこの産地ウラリアチャンネル奥深くにあり手付かずだったのが、

陸路が繋がったおかげで一気に状況が変わりました。

採集初年度は正に宝の山、

フルラインロイヤルは勿論、中でも際立ったのは

まるで体内から血が滲み出てきた様な赤を発色するソリッドレッドディスカス、

やや濃いめのイエローベースの体表に発色する赤はそれまでのアレンカー産のディスカスとは全く別物、

ブラッドレッドと呼ぶに相応しい素晴らしい個体群でした。

サイズも18センチを超え、美しいラウンドフォルムと相まって見応えたっぷり、

多くのディスカスファンを虜にしました。

ここ数年は、んんー?だったのが、

このシーズンで完全復活、素晴らしいクオリティが入荷しています。


■ラーゴパラコニブラッドレッド